①僕の英語が本当に伸びたと感じたのは働いてから
僕の英語は確かに語学学校就学中で伸びました。学校でいろんな友達と話したり、遊びに行ったり。でもそれはネイティブと仕事をする、または海外生活をする点においてはまだまだ不十分でした。仕事を始めた後、同僚はカナダ人でお客さんもカナダ人、自分でサービスの説明をしないといけない環境で僕はさらにスピーキングとリスニングを伸ばすことができました。語学学校ではクラスメイトは全員ネイティブではありません。それに語学学校の先生たちはネイティブじゃない生徒たちの英語を聞き取るスキルがあります。英語を学ぶきっかけとして語学学校はめちゃめちゃ良いですが、半年経てば自分の英語の成長に頭打ちを感じるようになります。もっと上のレベルを目指すのであれば早いところ卒業してさらに上のレベルを目指した方が良いです。例えばネイティブが通っているようなカレッジや大学に通うか、もしくは働き始めるとかです。ビザの都合上、外国人がカナダに滞在できる期間は限られていますから。
②専門性が得られないところ
僕は基礎クラスを2ヶ月行ったあと、プレゼンテーションクラス、ライティングクラス、メディカルクラス、ビジネスマネージメントクラスと専門コースを修学しました。プレゼンとライティングは英語の実践なのでだいぶと有効でしたが、ビジネスとメディカルについては疑問がありました。ビジネスを学ぶのは人生で初めてだったので楽しかったし、為にはなったのですが、本格的に学びたいのであればカレッジか大学へ行くべきだと思います。それはカレッジや大学の方が専門的に教えてくれるということだけじゃなく、語学学校を卒業しても修士やDegreeを取得できないからです。つまり勉強した証明にならないのです。そのことはその後カナダでの就活に大きく影響します。英語をネイティブにしない日本人がカナダ人と対等に仕事をする場合、なにかスキルがあることを証明できた方が100%良いからです。
語学学校の専門性レベルが不十分についてお話ししましたが、それを感じるきっかけになったのは僕がメディカルを受講してからです。僕の日本での専門は薬学です。やっぱりメディカルコースをお金を払って受講するのだから、専門性のある医療事項を学びたいと思ったのです。そしてそれが日本に帰ってからも僕の強みとなると考えていたのです。しかし、語学学校のメディカルでは、生徒は薬剤師や看護師だが教師は英語の先生なので、結局医学について学ぶことはなかったのです。また対極に、医療専門カレッジに行った僕の友達は実際の医療期間へ赴いたり、専門性のある実習をやっていたりしてました。
語学学校はあくまで語学を学ぶところということを念頭においておいた方が良いと思います。僕もそれを初めから分かっていれば半年は語学学校で英語を学び、半年はカレッジで専門性のある分野を学ぶといった方法を取っていたかもしれません。
③語学学校じゃないことのメリット
これは先ほどの内容の続きのような感じです。カレッジや大学を行くことは語学学校に行くよりもメリットがあります。例えば、学生ビザで語学学校に通ってもバイトすることはできませんが、カレッジや大学であれば学生ビザでも週20時間以内であればバイトできます。物価が高いバンクーバーで少しでもバイトができるのであればお得ですよね。それに英語環境の場所でバイトすればその分英語スキルも向上します。そして先ほども言いましたが、カレッジや大学はネイティブも通っていますので学校でもさらに高いレベルの英語を聞くことができます。
また、カナダ滞在期間を伸ばすことができる学校もあります。カレッジなどではポストグラデュエイトというビザを発行してくれるカリキュラムを持っているところがあります。これは就学した期間に応じて働ける権利をくれるというシステムです。例えば1年学べば1年働けるという感じです。つまりそれを発行してもらえれば、もっと長くカナダで生活ができるようになるのです。また、ポスグラで働いた期間は就労経験として扱われるので、カナダ移民申請の際にも役に立ちます。カナダ滞在が長ければ長いほど英語は上達するので、ポスグラや移民というのは英語上達への最高の方法なんです。
※ポスグラで実際にどれだけ就学したらどれだけ働けるのかという正確な情報は他のサイトからご確認ください。(ビザ制度や移民制度はころころ変わるのでここでは書きません。)
(※語学学校でも発行可能なコープビザの場合でも働くことはできますが、就労経験枠にならないはずです。ただ、ビザに関しては自信ないのでもっと専門のサイトを確認することをおすすめします。)
※本記事は2017年現在の内容です。
じゃあやっぱ学校に行かないとダメなの?
そんなことはないと思います。僕の友達の中には学校に行かず、カナダ人の友達を作り、カナディアンと一緒に働いている人たちもいます。英語のレベルが僕より上の人もたくさんいます。そんな人たちを見ると学校行かなくても英語をしゃべれるようにも聞き取れるようにもなるんだなと思います。ただ学校行かなくても英語が喋れる人たちに共通している人の印象として、積極的で自信があっていつもネイティブと一緒にいる人たちだけだと思います。僕みたいなチキン野郎には難しいですが、ちゃんと自ら率先して行動できる人はなんでもできるんでしょうね。
まとめ
『語学学校が必要かどうか』のまとめですが、僕的に英語学習という点だけで判断すると、語学学校は英語のきっかけや基礎作りには最高のツールだが、それ以降はカレッジに行くか、働いた方が英語は伸びるという結論です。そして卒業後、もっとカナダに長く住みたい、移民したい、さらになんとかして英語を上達させたい等の願望があるのであればそれに合わせたプランが必要なんだと思います。

まさ✈️踊りながらバックパック旅ブロガー

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